写真で綴る登山と旅のあれこれ

【四国】石鎚山①(西之川→夜明峠→土小屋泊)

登った日

2018年11月17-18日

天気

  • 11/17(土)…晴ときどき雲 3℃(18:00@土小屋)
  • 11/18(日)…晴 4℃(8:00@土小屋)

標高

  • 石鎚山 1982m(天狗岳),1974m(弥山)
  • 土小屋 1500m
  • 山頂成就駅 1300m
  • 西之川 430m

コースタイム

<11/17(土)>

西之川駐車場(13:50)→ロープウェイ下谷駅(13:55/14:00)→ロープウェイ山頂成就駅(14:10)→石鎚神社(14:30)→試しの鎖(15:20)→前社森小屋(15:30)→夜明峠(15:50)→一の鎖(16:10)→二の鎖下(16:20/16:30)→国民宿舎石鎚(17:40)

<11/18(日)>

国民宿舎石鎚(7:50)→二の鎖下(9:20)→巻道→石鎚山(弥山)(10:00/10:10)→天狗岳(10:30)→弥山(10:40/11:20)→二の鎖下(11:30)→夜明峠(11:45)→前社森小屋(12:00)→石鎚神社(12:40)→山頂成就駅(12:50/13:00)→山麓下谷駅(13:10)

登山口までのアクセス(車)

いよ西条ICから国道9号と県道87号で西之川まで22km

駐車場

西之川 700円/日

持ち物+α

手袋(鎖場あり)

周辺情報


四国の石鎚山(1982m)へ行ってきました

四国最高峰にして西日本の最高峰

紅葉のピークは過ぎていましたが
晩秋の静かな山旅を味わうことができました

久しぶりに関東の山友のO野さんとも
再会登山する計画だったのですが・・・

・・・

1日目:西之川→土小屋

7:00
穏やかな休日の朝食風景だった

明日は久しぶりの石鎚登山の予定

今日はゆっくり荷物をパッキングして
昼から車の冬タイヤ交換にでも行こう


そのとき携帯が鳴った

見るとO野さんからのメールだった

"まもなく伊予西条駅に到着"
"いまどこですか?"

・・・

渋滞しているので少し遅れます

いや今から出発だと現地まで4時間…

衝撃の事実を和らげる嘘すら思いつかなかった

直球で真実を返した

"神戸の自宅で朝食中"

・・・

ということで。。
着の身着のまま四国旅へ

瀬戸大橋

西之川

13:00
西之川

西之川_入口

四国遍路道でガッツリ歩いてきた
O野さんと合流

もう平謝りするしかなかったです。。

ホントごめんなさい

・・・

朝食の続き、いや昼食しながら
計画を立て直すことに

西之川_売店

このとき既に14時

今晩の宿は石鎚山の向う側の国民宿舎

早々に温泉にでも漬かって
当然車で行くつもりだったのですが

CT3時間で日暮れまでに山を越える急展開に…

西之川_駐車場

石鎚登山ロープウェイ

山麓下谷駅
西之川駐車場から徒歩5分

石鎚登山ロープウェイ

スキー場もあるので通年営業です
積雪期の石鎚山にも登ってみたい

大人往復1950円
20分間隔で運行しています

"下りの最終便は17時です"
切符の窓口で注意された

石鎚ロープウェイ乗り場

ここに初めて来たのは10年以上前でしたが
たぶんあの頃から何も変わっていない光景

ちなみに今年(2018年)は開業50周年だそう

石鎚ロープウェイ

CT2時間半の登山道もありますが
もちろんロープウェイの一択だった

石鎚ロープウェイ

スタッフが扉を閉めると駅舎にベルの音が鳴り響き
貸し切りのロープウェイが動き出した

中間地点ですれ違った下りのロープウェイは
下山の登山者で満員だった

石鎚ロープウェイ_車内_他に客がない

標高差900mを8分
ひとっ飛びで山頂成就駅に到着

山頂駅といっても石鎚山頂ではありません
そもそもここから登山が始まります

石鎚ロープウェイ_山頂成就駅

土産物などを売っている駅の待合室には
数組の観光客が残っているだけで
どこか美術館のような閑散とした空間だった

駅の外へ出てみると気温10度
気圧差で耳がツンとして、息も少し白かった

石鎚ロープウェイ_山頂成就駅

ここから登山口のある成就社までは
よく整備された広い土道を徒歩で約20分

リフトで上がることもできるので
高齢の観光客も多く訪れていました

石鎚神社への土道

分かっちゃいたけど紅葉は見る影もなし。。

石鎚神社_表参道の並木_紅葉は終わっていた

石鎚神社

石鎚神社に到着

石鎚神社の鳥居と旅館街

旅館街になっていますが
土産物屋など軒先には人の気配が全くなく
"千と千尋"のオープニングを思い出した

石鎚山は役小角、空海も修行したと伝えられる
修験の霊峰なのです

石鎚神社

境内の脇に佇む山門が登山口

石鎚登山口の神門

登山が始まったと思ったら
いきなり八丁坂を20分ほど下ります

登山口から下りで始まる山は
ここだけかもしれません

この日は石鎚に登頂はせずに
八丁坂の鞍部から十字分岐を経る最短ルートで
土小屋を目指すつもりだった

登山口が今日の最高点だったかもねと
余裕で話しながら歩いていた

ところが・・・

石鎚登山_遥拝の鳥居

いくら行っても分岐らしきものは現れず

"あきらかに登ってない?"

気が付いたときには分岐を見過ごして
登り返しに取り付いていた

・・・

これは復路で分かった八丁坂の鞍部の分岐

八丁坂の分岐

左の笹藪の奥に標識プレートが見えていましたが
廃道にしか見えないヤブコギルートでした。。

・・・

ということで
ショートカットは諦めてCT3+1時間で
土小屋を目指すことに

日没ヘッドランプ山行が決定。。

石鎚山の鎖場

石鎚山といえば鎖で岩登りの山

石鎚山_試しの鎖

山頂まで一、二、三の鎖場があり

ここはまだ試しの鎖

ここを登ることができれば本番の鎖も
登りきることができるとされていますが

実はここが最も難所だったりします

なぜなら

一の鎖 33m
二の鎖 65m
三の鎖 68m

試しの鎖は74mと最長

石鎚山_試しの鎖

本番の鎖場は
登りだけに使えるのに対して

試しの鎖は登ったら
下らなければなりません

これがかなり怖い。。特に最初の一歩

石鎚山_試しの鎖_高度感のある下り

全ての鎖場には巻道があるので
不安なら迂回する方が無難(時間も早い)です

・・・

前社森小屋
今年は既に小屋閉めでした

青色の前社森小屋_今期は既に小屋閉め

力水はショウガの効いた甘湯

大タライに溜まった力水を柄杓で
コップに注いでもらったのを思い出します

元祖エナジードリンクです

・・・

すれ違う下りの登山者は殆どが
中国語や韓国語を話す外国人だった

15時を過ぎる頃には下りの登山者の姿も見えなくなり
やがて山に人の気配がなくなった

ガスのかかった石鎚山頂

夜明峠
テント一張り分のスペースがあります

夜明峠

地図にはここにも分岐があるはずが見つからず・・・
石鎚山では主ルート以外は踏まれていないことが多いようです

・・・

一の鎖
試しの鎖より足掛かりが多く登りやすい

一の鎖の登り

日中でも下りに鎖を使う登山者は少ないので
2本の鎖で自由に登ることができます

鎖はズッシリと重く日陰では夏でも冷たいので手が冷えます
手袋を使ったほうが良いです

・・・

夕日が傾いて気温が下がり始めると
ガスが晴れ始めた

石鎚山頂と夕日に輝くガス

下から見えるのが二の鎖と三の鎖の小屋

石鎚山の二の鎖と山の鎖

三の鎖を登り切れば山頂(弥山)に飛び出します

三の鎖の上に見える山頂(弥山)

もう小屋閉めしているので恐らく誰もいない山頂
夕日に照らされたガスにブロッケンも出てるのかな

光景を想像すると背筋がゾクっとするような

登ってみたい禁断の衝動を抑えて
二の鎖の手前の分岐で土小屋方面へ下ります

石鎚山の稜線を見上げる

二の鎖小屋~土小屋

絶壁の下というより中をトラバース気味に歩きます
遠くから見ると登山道があるとは思えなかった

二の鎖の分岐を土小屋へ

2kmほどの区間は落石にも注意です

石鎚山_土小屋ルート_落石注意の区間

緊張する断崖ルートを抜けると笹原の稜線へ
気温3℃で東から吹き上げる風が強く体感は氷点下だった

石鎚山_土小屋ルート_笹の稜線_夕日

"四国には山しかない"

主要な街は海沿いにしかなく
こうして眺めるととんでもなく山深い四国山地

山好きには楽園のような場所なのに
関西からは近くて遠い

石鎚山_土小屋ルート_笹の稜線から眺める四国山地の夕日

振り返ると石鎚山の山頂から
たなびくガスが夕日に染まっていた

夕日に照らされ輝く石鎚山の山頂

それはほんの一瞬
目の錯覚かと思うほど紅く輝いて見えた

夕日に照らされ輝く石鎚山の山頂

今朝起きたときにはまさか
この時間に、こんな場所にいるとは。。

・・・

小屋まで残り30分ほどのところでトップリ暮れて
久しぶりにヘッドランプの明かりで歩きました

夕暮れの石鎚山

・・・

18:00
国民宿舎石鎚

国民宿舎_石鎚山の玄関

待望の熱い風呂で茹で上がるほど温まって

恒例の山資料を肴にした山宴会が
深夜まで続いたのでした・・・

スポンサーサイト
  1. 2018/11/17(土) 19:13:27|
  2. 小旅
  3. | コメント:0
<<3Dで眺める山の風景:讃岐富士(飯野山) | ホーム | 【兵庫】蘇武岳の紅葉(万場→巨樹の谷→蘇武岳→名色)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

タイヘー

Author:タイヘー
健康のために山を始めました
近所の六甲山から全国の名山まで
マイペースでも一歩づつ山頂へ
新しい驚きと感動に満ちた山旅を!

カレンダー

12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

コンテンツ

FC2カウンター

リンク