写真で綴る登山と旅のあれこれ

【兵庫】蘇武岳の紅葉(万場→巨樹の谷→蘇武岳→名色)

登った日

2018年11月4日(日)

天気

  • 曇り

標高

  • 蘇武岳 1074m

コースタイム

万場スキー場(9:00)→万場登山口(9:20)→巨樹の谷→名色林道分岐(11:20)→稜線分岐→蘇武岳(12:50)→稜線分岐→名色林道分岐(14:20/14:40)→林道→名色登山口(16:00)→万場登山口(16:20)

登山口までのアクセス(車)

日高神鍋高原ICから国道482号経由で万場スキー場へ約12km
一般道(二車線)

駐車場

万場登山口 トイレ有 スキー場の駐車スペースが複数あり

持ち物+α

周辺情報


前日の氷ノ山から続けてもう一座
兵庫県豊岡市の蘇武岳(1074m)に行ってきました

日本百名山の各都道府県版
"兵庫百山"の一つでもありますが

その中で個人的にランキングするなら
最も美しい森の山です

今回はその森の紅葉を期待して
神鍋高原の万場から巨樹の谷を巡るルートで登り
名色林道で下るルートを選びました

万場(まんば)登山口

9:00
神鍋高原の万場スキー場

万場スキー場

前日の氷ノ山から北西に約20km

紅葉最盛期に当たった週末に
日帰りではもったいないので
神鍋高原の民宿に一泊しました

・・・

万場登山口の駐車場
周辺にもスキー場の大型駐車スペースがあります

万場登山口の駐車場_トイレもある

荷物は前日の氷ノ山の装備のまま
実は下山中に川に落ちたので。。少し湿ったクツで出発

スキー場のゲレンデを歩いて登山口へ
リフトや小屋明けの準備はまだみたいです

万場スキー場のゲレンデ

正面に見えるのが大杉山の尾根

四ツ山越えの稜線歩きが魅力ですが
この日も出発が遅れて周回ルートを歩く時間がなく…

短めの巨樹の谷を経由するコースで登ることにしました

万場スキー場から見上げる大杉山

民宿を出たときは快晴だったのに
この時間で既に高曇りの空。。

前泊だからといって朝早く動けるわけではありません
だって民宿の朝ごはんが美味しすぎて…

・・・

駐車場から約1kmで万場登山口に到着

蘇武岳_万場登山口

期待していた登山地図の入ったケースは空になっていた
もう登山シーズンも終わりですからね

登山口から20分ほど歩いた地点
巨樹の谷への分岐が分かり難いので注意

蘇武岳_巨樹の谷の分岐

標識がない踏み跡から左の斜面を強引に登りましたが
この先に正規の分岐があるようです

どちらにしてもあまり踏まれていないようでした
前回は巨樹の谷を下りに使ったので記憶がありません

・・・

ルートが分かり難いのは取り付きだけです
少し登るとリードや標識が復活しました

これでも立派な登山道

蘇武岳_巨樹の谷の入口_夫婦カツラの樹①

百名山のようなメジャーな山なら廃道レベルかもしれません
これだから地方の低山ほど意外と難しかったりします

巨樹の谷へ

夫婦カツラの樹
ここが巨樹の谷への入口

蘇武岳_巨樹の谷の入口_夫婦カツラの樹②

カツラの落葉の甘い香りが漂っていました

祭りの綿菓子の屋台で嗅いだ砂糖が焦げたような匂い
山で疲れていると妙にお腹がすきます。。

昔話で山でタヌキやキツネに化かされた伝説にも
一役買ってる樹じゃないか…なんてね

蘇武岳_ピンク色のキノコ

落ち葉に覆い隠された登山道の気配を辿り
一見登れそうにない沢に足を踏み入れます

濡れた落ち葉と崩れやすい急斜面に
何度も足を滑らせながら登ります

普通ならロープが張られているような箇所に
本当に道が合っているのか少し不安になる

ここはリードを見失わないように慎重に

蘇武岳_巨樹の谷への登山道

大杉山ルートよりCT(コースタイム)が短い
巨樹の谷ルートで楽して登ろうと思ったのが甘かった…
"登山に王道なし"ってことですか

蘇武岳_巨樹の谷の登山道

ここが巨樹の谷の核心部

蘇武岳_巨樹の谷_トチの樹

前回この山に来たのは初夏でした

蘇武岳_巨樹の谷(新緑)

ここだけ別世界のような深い森でしたが・・・

蘇武岳_巨樹の谷_コケに覆われたトチの樹

日陰の谷は落葉も早いようです。。残念

蘇武岳_巨樹の谷_落葉したトチ

・・・

巨樹の谷を登りつめて尾根に上がると
季節が巻き戻ったように景色が一変した

蘇武岳_巨樹の谷の上部

ここからが期待していた紅葉の森の始まりです

蘇武岳_巨樹の谷の上部

カエデ、コナラなどの広葉樹が増えて
秋色がどんどん濃くなっていく

蘇武岳_黄葉したカエデ

森が静か過ぎて…
コシアブラやトチノキの大きな枯葉が降ってくる音に驚くほどだった

蘇武岳_黄葉したコシアブラ

スキー用品の美津濃?

古い看板_スキー用品の美津濃_昔のmizunoのロゴ

ひょっとして…後で調べてみたら
やっぱりそうでした

現在のミズノのロゴ_mizuno

果てしなく続くブナの森の紅葉

名色林道のメインルートと合流
ここからは登山道が広く分かりやすくなります

蘇武岳_名色林道と巨樹の谷の分岐

そしてここからが圧巻のブナの森

蘇武岳_尾根のブナ林

尾根沿いに、まるで植林したかのような
高純度のブナの回廊が続きます

蘇武岳_尾根のブナ林

この日のガイドもブナ好きのH氏

蘇武岳_尾根のブナ林

先日の氷ノ山もそうだったように
登山に行っても山頂への執着が全くなく

ブナの森のために山に登ると言い放つ
ちょっと変わり者だ。。

蘇武岳_尾根のブナ林

すぐそこに山頂が見えていても
ブナの森が途切れた地点で引き返して下山するつもりだった

蘇武岳_尾根のブナ林

ところがこの山のブナの森は凄かった
どこまで行っても途切れることがなく・・・

蘇武岳_尾根のブナ林

ブナの紅葉に興奮するH氏

私は実はブナに混じったコシアブラの黄葉の方が
大好物なのだと密かに思いつつ

蘇武岳_尾根のブナ林とコシアブラ

各人それぞれの好みで最も美人な紅葉を探して
ニヤニヤしながら写真を撮り歩くというマニアックな山行になったのです。。

蘇武岳_尾根のブナ林とコシアブラ

そんな長い森を抜けて…視界が開けると目の前が山頂だった

蘇武岳_山頂直下

山頂直下の登山道が荒れているせいか改修工事中でした
左から回り込むようにして少し遠回りして登ります

新しい登山道は急こう配の泥道
ロープもステップもなく滑りやすいことこの上なし

下りは半ばグリセード(バランスを取って足裏で滑降する技)でした

蘇武岳(そぶだけ・そぶがだけ)

蘇武岳1074m
山頂の表記銘は"ソブガタケ"だった

蘇武岳_山頂

古くは"空山"とも呼ばれたというその山頂からは
素晴らしい展望が広がりますが

天候は生憎の曇り
前日の氷ノ山を眺める望みは叶わず…残念

芝の広い山頂は数組の登山者で賑わっていました

蘇武岳_山頂から氷ノ山を眺める

国道9号線沿いの道の駅村岡ファームガーデンからのルートで
登る人の方が多いみたいです

ブナの森は見られないようですがカラマツの紅葉が素晴らしいそう
今度はこちら側から登るルートも開拓してみよう

・・・

天気予報によるとこの日は昼から下り坂で明日は雨
ガスもかかり始めた山を下山かと思いきや

蘇武岳_山頂から妙見山

ブナの森を抜ける途中
雲の切れ目から突然に太陽の光が森に降り注いだ

蘇武岳_ブナの森に降り注ぐ日の光

みるみる晴れていく空にテンションも上がります
やっぱり白いブナの幹には青空がよく合います

蘇武岳_青空バックのブナ林

この季節は正午を過ぎるともう黄昏色がかった日差しに
金色に輝くブナの森・・・ハァー素敵

蘇武岳_金色に輝くブナの紅葉

結局この日もブナの森で一日過ごして帰りました

蘇武岳_ブナの森の紅葉

名色林道で下山

思わぬ好天に浮かれていたら予定より遅くなったので
下山は安全な名色林道ルートです

退屈な林道歩きかと思いきや
ブナは少ないながら沿道の紅葉も十分に楽しめました

蘇武岳_名色林道

獣除けの高圧線ゲートをセルフで開閉して無事に下山
いつも少しだけ感電してみたい衝動にかられますが勇気がありません

蘇武岳_名色登山口_高圧線ゲート

名色登山口
遠くから眺めると大イチョウの樹が目印です
こちらから登るには周辺に駐車場がありません

蘇武岳_名色登山口_黄葉したイチョウ

麓の集落を約30分歩いて万場登山口まで戻りました

・・・

道の駅村岡ファームガーデンから登るルートは積雪期にも歩けるそうなので
今度は冬山にも挑戦してみよう

ちなみに麓の日高町は冒険家の植村直己の故郷でもあり
蘇武岳は彼が好んで登っていた山としても知られています

近くには植村直己冒険館生家跡などもあるので
時間があれば観光もお勧めです

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  1. 2018/11/04(日) 11:47:07|
  2. 小旅
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