写真で綴る登山と旅のあれこれ

鳳凰三山①(夜叉神峠~南御室小屋)

登った日

2018年4月28~30日

天気

4月28日…快晴
4月29日…快晴 気温 0℃( 4:00 @テン場)
4月30日…晴ときどき雲

標高

  • 観音岳 2841m
  • 地蔵岳 2764m
  • 薬師岳 2780m
  • 南御室小屋 2440m
  • 夜叉神の森P 1380m

コースタイム

<4月28日>

 夜叉神の森P(7:00)→夜叉神峠(8:10/8:30)→杖立峠(10:00/10:10)→苺平(12:30/12:40)→南御室小屋(13:30)

<4月29日>

 南御室小屋(5:00)→薬師小屋(7:00)→薬師岳(7:10)→観音岳(8:20/8:40)→赤抜沢ノ頭(10:20)→地蔵岳(10:30/11:00)→観音岳(13:30/13:50)→地蔵岳(14:20)→薬師小屋(14:30)→南御室小屋(15:40)

<4月30日>

 南御室小屋(4:00)→薬師小屋(5:40)→薬師岳(5:50)→観音岳(6:30/7:40)→薬師岳(8:20)→薬師小屋(8:30)→南御室小屋(10:30/11:20)→苺平(12:00)→辻山(12:30)→苺平(12:50)→杖立峠(14:00)→夜叉神峠(14:40/15:00)→夜叉神の森P(15:40)

登山口までのアクセス

韮崎から県道20号(南アルプス街道)で夜叉神峠へ 約20km
1~1.5車線幅の区間あり やや荒れた舗装路

駐車場

夜叉神の森 約100台 無料
自販機、トイレあり(売店・風呂は期間営業)

持ち物+α

アイゼン
サブザック

周辺情報


GW2018

とうとうクレジットカードが
使えるようになったらしい

嘘か誠か
そんな噂を耳にした

今年の連休山行

久しぶりに北アルプスの涸沢を
候補に計画していたんですが

ここ数年で海外からの
登山ツアー客が急増し

涸沢や奥穂の小屋では
カード決済に対応したとか

白銀の大圏谷を仰いで食べた
記憶の中のおでんの味は
そっとしておきたかった

・・・

”今年は雪が少なく登りやすい”

そんなとき見つけたのが
南アルプスの鳳凰山だった

山が深くアクセスが難しいと
よく言われる南アルプスですが

その主稜線からは少し離れた
前衛峰的な位置にあって

強風が吹き荒れる稜線には
冬でもほとんど雪が付かないため
この季節にも登れるという

その展望のよさから
”天空の道”とも称される稜線を

久しぶりのテントで2泊3日
マッタリたっぷり満喫しよう!

・・・

夜叉神峠

ここが今回の旅の出発地点

夜叉神峠_駐車場

韮崎から芦安温泉を経て
曲がりくねった狭い山道を約20km

一般車はここで通行止め

夏季はここでバスに乗り換えて
広河原まで入ることができますが

冬季は雪崩や落石で
荒れ放題のため閉鎖中

その開通作業なのか
工事車両が続々とゲートを越えていった

軽トラの荷台には工機だけでなく
雪山装備、スキー、マウンテンバイク…

ここから広河原まで約20kmを歩いて
北岳に登る人もいるそうですが

並大抵の道程ではなさそう…

夜叉神峠_駐車場

登山口には山岳救助の関係者が並んで
登山届をチェックしていた

今はオンラインのCOMPASなどもあり
紙の登山届を記入する人も減っているとか

記入内容については特に問題なく
カロリーメイトを手渡されて送り出された

クマ注意の大きな看板にドキリ、、

夜叉神峠_登山口

7:00
登山スタート

夜叉神峠_登山口

序盤はカラマツやカエデの森
紅葉シーズンの光景はさぞかし

夜叉神峠_登山道

快晴の連休初日
各地で真夏日の予報でしたが

すでに標高が1400mもあるため
朝の気温は約10℃

登山口付近の林道には
ヤマサクラもまだ咲いていた

夜叉神峠_登山道

風はまだ少し冷たかったですが

夜叉神峠_登山道

強い日差しがあるので
同じ気温でも夏山のような爽やかさ

夜叉神峠_登山道

地鳴き、さえずり
賑やかな鳥の声の立体音響に包まれながら

ポポ・・ポポ・・
ツツドリも頭上で鳴き始めた

夜叉神峠_登山道

駐車場から歩き始めて約1時間
夜叉神峠へ

夜叉神峠_登山道

夜叉神トンネルができるまでは
芦安から狩猟や炭焼に山に入るための
生活の道だったそう

夜叉神峠_登山道

そして
荒ぶる山の神と人の国の境界でもあった

夜叉神峠_登山道

ちなみにこの峠の南北に
中央構造線が通っているので
地質的な境界でもあります

温泉が多いのもこのためですね

・・・

今回歩くのはここから尾根伝いに
山頂までをピストンするルート

夜叉神峠_登山道

久しぶりのテント装備

重量20kg以下に抑えたとはいえ
いきなり急登を担ぎ上げる自信もなく

他にも数ある登山ルートのなかで

最も緩やか~なルートであり

最も長~いルートでもあります

夜叉神峠_登山道

今年の連休山行のテーマは
”滋養のある山行”

鳳凰三山_夜叉神峠_登山道

縦走ではなく滞在型のテント山行で
日がな一日マッタリしたい

前向きか後ろ向きか分からない
でも久しぶりの衝動だった

鳳凰三山_夜叉神峠_登山道

カラマツと笹原だった登山道は
いつしかシラビソの原生林に

鳳凰三山_夜叉神峠_登山道

スロープのように緩やか~ではありますが
決して楽ではない超ロングコース。。

鳳凰三山_夜叉神峠_登山道

写真を撮りながら歩けば
退屈しない自信だけはあった

鳳凰三山_夜叉神峠_登山道

杖立峠

立ち止まると急に肌寒くなり
息も白いことに気が付いた

鳳凰三山_杖立峠

例年はこの辺りは残雪だそうですが
今年は特に少ないそう

鳳凰三山_登山道

ここから苺平までCT2時間半の長旅。。

鳳凰三山_登山道

カメラを持て余して写真が減り始めたら
体力の限界が近いサイン

鳳凰三山_登山道

苺平のことをずっと考えていたら
辺りから本当にイチゴの匂いがした
いやホントに。。

鳳凰三山_登山道

苺平

峠になっているので
ここを越えれば小屋までは下りだ

鳳凰三山_登山道_苺平

辻山

翌日に出会った写真家の
オッチャンに教えてもらった

地図では破線のルート
帰りに少し寄り道しました

トレースはついてましたが
まだ雪が深く踏み抜きとヤブコギ、、

テントを張れるスペースもあって
北岳を間近に眺められる穴場です

鳳凰三山_登山道_辻山

明日の稜線を楽しみに
本日の小屋へと下ります

鳳凰三山_登山道

ところどころ麓から電波が届くみたい
小屋の付近や稜線は圏外です

鳳凰三山_登山道

猿に失礼だ

鳳凰三山_登山道

南御室小屋

13:00
本日の宿に到着

鳳凰三山_南御室小屋

ゆったりとした時間が流れる
山小屋でした

小さなスピーカーから聞こえる
ジミヘンのギターをBGMに受付

実直そうな小屋番さんに
丁寧に山の情報を教えてもらい

21番のテントタグを手渡された

キャパは50張りということですが
まだ半分が雪に覆われて狭いテン場

立地にこだわらなければまだ余裕
昨年は150人が詰めかけ大変だったそうな

この先の薬師小屋にはテン場がなく
テントはみんなここに集まるらしい

逆に小屋泊の人は
大半が薬師小屋まで上がるので
この小屋は空いているようだった

鳳凰三山_南御室小屋

時間はタップリあるので
キャンプ場リポート

・・・

南アルプスの天然水
最後の水場なのでここで補給

鳳凰三山_南御室小屋_水場

トイレは男女別

紙は備え付けられていますが
原則は小屋泊の客専用

臭いもなく清潔でしたが
洋式なので朝の便座の冷たさは
心臓に悪かったです。。

鳳凰三山_南御室小屋_トイレ

蛇足ですが
スノピークのガス缶

デザインが新しくなって
臭いも一新?

バーナーを着脱する一瞬に
プシュっと微量に漏れるだけで

テントに強烈なタクワン臭が。。
屋外専用なんでしょうけど

鳳凰三山_南御室小屋_テント場

テン場の奥は美しい森です

森の奥の残雪からの冷気が
テント内にまでしみ込むようでしたが

涸沢テントの装備を転用したので
防寒に不足はないのだ

鳳凰三山_南御室小屋_テント

18時には夕食を済ませて
日暮れと共に寝る憬れの生活

日頃の睡眠負債をリセットだ

といって
初日はすぐに眠れるはずもなく・・

今日一日の記憶の洪水に
飲み込まれるようにうなされて

結局いつもの就寝時間の頃
いつの間にか眠りに落ちていたのでした

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  1. 2018/04/28(土) 22:04:56|
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タイヘー

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近所の六甲山から全国の名山まで
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