写真で綴る登山と旅のあれこれ

粟鹿山(あわがやま)

登った日

2017年11月5日

天気

晴ときどき曇
気温 7℃( 8:30 @自然の家)

標高

粟鹿山 962m

コースタイム

<11月5日(日)>

山東IC(8:20) …自然の家P(8:30) → 登山口(9:00)→砂防ダム(9:40)→大桜(10:10)→展望台(10:20)→粟鹿山頂(11:10/12:20)→登山口(13:50)→雌滝(14:00)→自然の家 P(14:20)

登山口までのアクセス(車)

遠坂トンネル山東ICから自然の家まで約2km一般道(2車線)

駐車場

登山口3~4台
自然の家数十台トイレあり自販機なし

持ち物+α

周辺情報


紅葉の粟鹿山へ

朝起きたらお腹が空くように
ごく健全に山へ行きたくなった

今年も気がつけば
秋も深まり11月である

夏の間は暑くて登れなかった
週末に気軽に登れる低山へ

天候が不安定で思うように
山へ登れなかった今年

この季節がいつもよりも
楽しみだった

向かった先は
4月の桜つづみラン
麓からその山頂に憬れた

丹但国境の主峰
粟鹿(あわが)山です

・・・

神戸から舞鶴道で約2時間

遠坂トンネルで丹波から但馬へ

稲刈りされた朝もやの田んぼを

しばらく行くと

8:30
山東自然の家

粟鹿山_登山_自然の家

一番乗りなのか
他に登山者の姿はなかった

大半が食料のザックを背負って
さーて行きますか!

粟鹿山_登山

道端の木製の標識に朝日が差して
薄っすら湯気が立ち昇っていた

気温7℃
今シーズン初の手袋をはめた

この天気なら
すぐに暑くなりそうだ

粟鹿山_登山

山東少年自然の家
左のバスケットゴールの裏がトイレ

粟鹿山_登山

オフシーズンは無人なのか
静まり返った敷地内

オリエンテーリングのチェックポイント
キャンプファイヤー場
宿泊用キャビン

県内の自然の家は同じ型なのか
既視感のある風景

小学時代の転地学習の
想い出を辿りながら

粟鹿山_登山

北の外れにある鹿ゲート
施錠されていないので開けて進みます

粟鹿山_登山

舗装された林道で登山口へ

粟鹿山_登山

前日の雨の影響が心配だったけど
この先も足元は全く問題はなかった

粟鹿山_登山

ここまで車でも上がれました
詰めて4台分くらいのスペース

粟鹿山_登山口_駐車スペース

小屋は倉庫のような施設

ほとんど使われてないのか
軒下にはコケがむしていた

山頂まで4,202m
高精度な案内板を確認して
登山道へ

粟鹿山_登山口

序盤は薄暗い
スギとヒノキの人工林

粟鹿山_登山

新しい家のような
清涼感のある樹の香り
鼻に冷たかった

粟鹿山_登山

北向き沢筋の日陰の道

夏には涼しくていいけど

冬枯れた季節には
ちょっぴり気が滅入る。。

季節に合った山選びのポイントですが
久しぶりのことで忘れていた

粟鹿山_登山

鹿に食害されたのか
色彩のない斜面

ピンクのリードだけが
よく目立っていた

粟鹿山_登山

しばらく歩くと
熊の不安も消えていた

粟鹿山_登山

初めて登る山なのに
この居心地の良さは何だろう

粟鹿山_登山

今年は遠征が多かったので
久しぶりの地元ハイキング

高山のドキドキやスリルはないけど
家に戻ってきたような安心感

粟鹿山_登山

登山と一口に言っても
陸上ならハンマー投げとマラソンほど違う

粟鹿山_登山

・・・

桜、新緑に比べて
淡い秋の色

雨や曇り空でも
映えると思うんですが

写真で再現は難しい。。

粟鹿山_登山

尾根の日差しが恋しかった

粟鹿山_登山

そうそうバッツグ~ンなのを
期待してます

粟鹿山_登山

杉の人工林を抜けると
風景が一変した

落ち葉が発酵したような
鼻をつく甘い臭い

よく見ると鹿の落とし物も
そこらじゅうに散らばっていた

粟鹿山_登山

尾根筋に上がると日が差して
落ち葉を踏むと乾いた音がした

粟鹿山_登山

標高、登山口からの標高差も
芦屋から登る六甲山と同じくらい

粟鹿山_登山

楽々ハイキングのつもりが
思ったより登り応えのあるコースでした

粟鹿山_登山

登山道の下からは
滝のような激しい水音

山頂は谷を挟んだ向う側だ

粟鹿山_登山

目印が乏しい登山道で
チェックポイントの砂防ダム

地図にある水場は通り過ぎていた

登山道はここから右の尾根へ

粟鹿山_登山_砂防ダム

ここからひと登りすると
登山道を抜けて広い場所へ出た

粟鹿山_登山

登山道を横切る林道
渡ってすぐ正面の階段を上る

粟鹿山_登山

見上げれば
アンテナの粟鹿山頂

粟鹿山_登山

裾にはスギ林のキャンバスに
油絵のようなコッテリした紅葉

粟鹿山_登山_紅葉

足元の応援に背中を押されながら

粟鹿山_登山

ただ数えるだけの何合目より
項をめくるような楽しみがありました

・・・

標高が上がるにつれて
山が広くなっていくような

粟鹿山_登山

登山道にランドマークのように立つ
ヤマサクラの大樹

粟鹿山_登山_桜

満開の光景はさぞかし

来春はこの樹一本を狙って
お花見にやってくるのもいいかな

粟鹿山_登山_桜

そしてこの場所だけ
何か特別だった

粟鹿山_登山

スギ林のなかにポッカリと現れた
カエデの黄葉の林

粟鹿山_登山_黄葉

植林される以前のまま
残されているのか

爽やかな鳥のさえずりが
夏山の高原のようだった

粟鹿山_登山

粟鹿山(あわがやま)

神話の昔
この辺りは湖の底にあって

この山のテッペンだけが
島のように水面に出ていたそうな

あるとき
山幸彦という神様が
水を堰き止めていた周囲の山を削り
湖の水を日本海へ押し流した

湖の底は肥沃で広大な平野になり

この山から現れた一頭の鹿が
ここで粟を育てよ、と告げた

そんな伝説があるそうな

粟鹿山_登山

麓の粟鹿神社は但馬の一の宮で
2000年以上の歴史があるとも

・・・

明るい日差しに稜線の気配

粟鹿山_登山

ガードレールをすり抜ければ
稜線の林道だ

粟鹿山_登山

・・・

山頂アンテナの管理道路
普段は車は通っていません

正面に休憩所が見えます

粟鹿山_登山

コンクリートのアズマヤ
中には焚き火の跡があった

粟鹿山_登山

ハシゴで屋根に上がると
展望のない展望台。。

どこかで見覚えのある場面

粟鹿山_登山

クマ鈴の音がどこかに聞こえて
姿が見えないまま遠ざかっていった

粟鹿山_登山

登ってきたガードレール
ここを下るので忘れないように

粟鹿山_登山

ガードレール沿いに左へ進めば
山頂まで踏み跡がついてますが

無理せず林道を歩くのが楽です

粟鹿山_登山

鹿のカン高い遠鳴きが
谷に響いていた

粟鹿山_登山

この辺りは紅葉の盛り
漢方薬のような香りがした

粟鹿山_登山_紅葉

クヌギ、コナラ、カエデ
ハラハラと舞い散る黄葉

粟鹿山_登山_黄葉

カマキリが高い場所に産卵すると
その年は大雪になる兆し

真偽は未だ論争中だそうですが
あと一カ月もすれば雪山です

粟鹿山_登山

我慢できず舗装道路をそれて
アンテナへ直登ルート

粟鹿山_登山

途中ススキのヤブコギでしたが
山頂まで抜けられます

粟鹿山_登山

アンテナ基地に削られて
僅かに残った区画ような山頂

粟鹿山_登山_山頂

ハシゴがついてますが
脇の地道で登れます

粟鹿山_登山_山頂

粟鹿山頂 962m
遠足で訪れた子供たちが残したのか
カラフルな小石が積まれていた

粟鹿山_登山_山頂

堂々の一等三角点

粟鹿山_登山_山頂

さすがの眺めですが・・

必ず電線が視界に
入ってしまうのが玉に瑕

粟鹿山_登山_山頂

一段下がった路肩が
ビューポイントです

粟鹿山_登山_山頂

晴れていれば氷ノ山から六甲山まで
県内の山を見渡せる眺め

粟鹿山_登山_山頂

中央の尖った山が朝来山
右に雲海で有名な竹田城も見えますが
この望遠では分かり難いですね

粟鹿山_登山_山頂

・・・

9月の甲斐駒から一休止して

無性に展望のいい山に登りたくなった

粟鹿山_登山_景色

人が高い場所に登りたくなるのは
どんなときだろう

たしかTVだったと思う
冒頭の問いかけだけ見て

頭にひっかかったまま
残ってしまった

・・・

山頂には先客の若い男性が一人だけ
ちょうど昼食を終えたところで

身支度を済ませると挨拶だけ交して
入れ替わりで下っていった

急に静かになった山頂

隣接のNTTの施設が
夜中の冷蔵庫のような
音を出していた

粟鹿山_登山_山頂

キャンプ以外では久しぶりに
ラーメンを茹でて

コーヒーでマッタリ

天気の変わり目なのか
早い雲で陰ったり日が差したり

寒いと寒くないの境目
何時間でも居られそうだった

粟鹿山_登山_山頂

アンテナ基地の南側に公衆トイレ
後で調べたらこの向うにもルートが分岐していた

粟鹿山_登山

帰り際に登りの男性とすれ違った

ピンクのポロシャツに手ぶら

青垣側の集落に越してきたばかりで
林道を散策してここまで来たそうな

粟鹿山_登山

これを機に本格的に
山を始めたいと熱く語ってくれた

今日この山で新たな
山好きが生まる瞬間に立ち会えた

はて私が山に目覚めた瞬間は
いつどこでだったっけ

粟鹿山_登山

・・・

子供の頃は秋が嫌いだった

なぜだか

学校の二学期にテストが多い
印象と結びついているのか

だんだん寒くなる朝が苦手だったのか

ハチに刺されたトラウマか

粟鹿山_登山

紅葉をみても
黄昏の哀しい印象がして

山を始めたばかりの頃は
あえて紅葉シーズンが終わるまで
山行を避けていたほどだった

粟鹿山_登山

それが年齢とともに
色の感じ方や好みが変化したのか

紅葉の中でも特に黄葉の色に
体に染み入るような気持ちさを
感じるようになってしまった

ただの変態なのか
共感覚の一つなのか

それとも歳をとると
涙もろくなる類なのか。。

粟鹿山_登山

・・・

下りの登山道で
ヤブムラサキを見つけた

粟鹿山_登山_ヤブムラサキ

葉を指でつまんでみる

物では他に例えようのない
優しく滑らかな感触。。

あるアウトドア雑誌で

キジウチの後に
お尻を拭くのに適した葉っぱ
ランキングという企画があって、、

堂々の(不名誉な?)
1位がこのヤブムラサキだった

粟鹿山_登山_ヤブムラサキ

世の中にはマニアなファンもいて
家にストックを常備している人もいるそうな

種を持って帰ろうかと思ったけど
動機が不純な気がしてやめておいた

・・・

まだ14時なのに空気が黄昏色
この季節の下山はやはり気が焦ってしまう

粟鹿山_登山_ヤブムラサキ

無事に下山
朝に停まっていた車はすでに去っていた

粟鹿山_登山口

・・・

帰り道
いつも高速から眺めていた山頂

粟鹿山_登山

また一つ記憶の中で繋がった

粟鹿山_登山

麓の紅葉はまだ始ったばかり

粟鹿山_登山

山活の秋はこれらが本番です

~おわり~

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テーマ:登山・ハイキング - ジャンル:旅行

  1. 2017/11/05(日) 22:08:05|
  2. 粟鹿山
  3. | コメント:0
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タイヘー

Author:タイヘー
健康のために山を始めました
近所の六甲山から全国の名山まで
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