写真で綴る登山と旅のあれこれ

残雪の瑞牆山(みずがきやま)(自然公園から不動沢ルートと瑞牆山荘ルートを周回)

登った日

2017年5月2日(火)

天気

快晴
0℃(7:00)、17℃(14:00)

標高

瑞牆山 2230m

コースタイム

みずがき山自然公園(7:00)→不動滝(8:20)→瑞牆山(10:00/11:20)→富士見平小屋(13:00)→みずがき山自然公園(14:00)

登山口までのアクセス(車)

中央道須玉ICから増冨ラジウムラインで自然公園まで約25km
一般道1.5~2車線

駐車場

みずがき山自然公園大規模無料
瑞牆山荘無料休日は早朝に満車

持ち物+α

アイゼン

周辺情報


突然ですが

日本百名山を
人それぞれの順で
一座づつ登ると

何通りの登り方(順)が
あるでしょう?

①100通り 
②1万通り 
③1億通り
みずがき山自然公園の芝生広場_北アルプスの眺め

答えは・・・

100!(階乗)=100x99・・・x2x1
=9.33262154439442x10157 通り!

百、千、万、億、兆、京、垓・・・
無量大数(1068)より遥かに多い

ちなみに
宇宙誕生から現在まで
138億年だそうですが

秒にすると・・・
7.25328x1015

1秒に1回
百名山を達成しても

全ての登り方は未だに
試せないのです。。

次どこ行こうか?

何気ない選択の連続に
一期一会の本当の凄さ

旅の軌跡は
誰一人同じではないし
たった一度きり
だから面白いんですね

・・・

ということで

GW2017
そんな百名山の旅を
宇宙規模で繋げてきました

・・・

第一日目は
瑞牆山(みずがきやま)です

自然公園の駐車場から瑞牆山の日の出

7:00
みずがき山自然公園

みずがき山自然公園_管理棟

朝日が背後の稜線を越えて
差し込んだところだった

今日は
大型連休の中休み

管理棟も
まだ開いていないのか

寝静まったように
静かなキャンプ場

テントに吊られた洗濯物は
霜で白く凍っていた

瑞牆山_登山道に霜柱

久しぶりの登山装備
防寒着、アイゼン、ピッケル
みんなザックに詰め込んで

出発!

・・・

背負ったザックが
しっくりせず

ストラップの調節に
手間取りながら

まずは林道終点の
登山口まで歩く

瑞牆山_登山口まで林道を歩く

ワイワイ賑やかな登山道を
想像していたんですが

この時間にキャンプ場を
出発したのは自分だけ。。

瑞牆山_冬枯れた森

久しぶりにコケ観察モードで
リラックスして登るつもりが

朝日を浴びたコケ

クマ注意の看板に
心がヒリヒリするような

少しナーバスな
いつもの連休初日

朝日が眩しい林道

瑞牆山(みずがきやま)
屈指の難読名山ですが

瑞牆山の登山標識


美しく清いこと

瑞牆山_不動沢の清流


神の宿る領域を隔てる
垣根のこと

瑞牆山_不動沢の巨岩

修験の山だった歴史も
関係しているのかな

瑞牆山_不動沢の奇岩

瑞牆山荘からのコースに比べ
ややマイナーな沢沿いコースですが

よく整備されて踏み跡も明瞭です

瑞牆山_不動沢の岩場

一箇所だけ分岐を見落として
小滝へ迷い込みましたが

大きくロスすることなく
すぐ登山道に復帰

・・・

標識が少ない割に
繰り返し現れるのが

”手すりに注意”

瑞牆山_不動沢の標識_手すりに注意?

始め何のことか
分かりませんでしたが

瑞牆山_橋に鎖の手すり

壁に時計を掛けるくらいの
ネジで固定されてます
しかも朽ちた土台に

みずがき山_小さなビスで固定された手すり

なので
手すりを壊さないよう慎重に。。
丸太橋はバランス感覚で通過

みずがきやま_不動沢_細い木の橋を渡る

苔むした岩場には
行場の昔話があるんかな

瑞牆山_不動沢の棚岩

シャクナゲは6月頃
登山道を照らすように
薄桃色の花が咲くそう

瑞牆山_不動沢のシャクナゲ_この季節は葉だけ

森の奥から
姿の見えない鳥が
絶え間なく鳴いていた

短いフレーズなのに

どうしても耳コピできない
妙に気になるポリリズム

そのまま曲にできそうだ

瑞牆山_不動沢から岩のピークを見上げる

・・・

不動滝に到着

瑞牆山_不動滝_滑らかな岩肌を流れ落ちる水

標識はなくても
すぐそれと分かる存在感

水量は少なく
なめ滝なので空気は静か

ここで最初の休憩

・・・

しばらくすると
遠くに風鈴のように聞こえていた
熊鈴の音色が近づいてきて

2人の男性が追い抜いて行った

クマの不安は消えて

クリームパンの甘さで
ようやく気分も落ち着いた

瑞牆山_不動滝_コケの上で休憩

・・・

この山に
登りたくなったのは

昨年の
那須岳でのこと

瑞牆山_不動滝_コケ

前を歩いていたグループの
コケ談義を立ち聞きして

瑞牆山_不動沢_苔の森

この山が
一推しだったからだ

瑞牆山_不動沢_苔の森

どのルートかまでは
聞きそびれたけれど

たぶん
ここで正解だった

瑞牆山_不動沢_苔の森

残雪に洗われて
鮮やかさ際立つ
今がまさに旬

瑞牆山_不動沢_苔の森

森の奥深く
足元にはミクロな森が
無限に広がっていた

瑞牆山_不動沢_コケの森

・・・

不動滝を過ぎると
足元には残雪が現れて

瑞牆山_不動沢_残雪の登山道

やがて本格的な
登りになった

瑞牆山_不動沢_残雪の登山道

雪や氷はあっても
寒さは全く感じず

風も穏やかで
アルミのリードが微かに
金属的な音を立てる程度

朝の冷たい空気が
肌に気持ちがよかった

瑞牆山_不動沢の登山道にツララ

使い処に迷った
アイゼン

ようやく決心して
装着してみれば

なんて楽なのかと。。

初めから
使えばよかったと

いつも思いつつ
なかなか面倒で

瑞牆山_不動沢でアイゼンを装着

そういえば
前回いつ使ったのか。。
汚れたままケースに入れていた

・・・

この区間
目印になるものがなく
時計の高度計も故障中

今どの辺りを歩いているのか
全く分からなかった

瑞牆山_不動沢_登山道の標識_あなたの心に自然保護_増冨中学

幸い踏み抜きはゼロ
体力をロスすることなく
快調に登り続けると

瑞牆山_不動沢_標高が上がると深い雪に

瑞牆山荘コースと合流
人も増えてようやく連休らしくなった

瑞牆山_不動沢コースと瑞牆山荘コースが合流

山頂直下は残雪というより
ドライアイスのような干からびた氷

瑞牆山_氷に覆われた登山道

北側を回り込んでいるため
遅くまで残りそう

瑞牆山_踏み固められた雪が滑りやすく危険

アイゼンなしで
スケート状態の人も多かった

まして下りは・・・
無茶です

メインルートですが
最大の難所はここだったかと

瑞牆山_氷の急斜面_アイゼンがないと危険

談笑する人達の声が聞こえて
着いたと分かった

瑞牆山頂_樹林帯から急に視界が開けた

ハァア・・・!
声にならない声が出た

瑞牆山の山頂からの眺め_金峰山と富士山

瑞牆山頂 (2230m)
登頂!

瑞牆山_百名山の山頂の標識_遠くに雪の北アルプス稜線

立ち上がって見渡せば
空に放り出されるような感覚

瑞牆山の山頂の岩に立ち上がった眺め_青空の大展望

一寸先は断崖絶壁だ

瑞牆山の山頂から煙突のように突き立った大ヤスリ岩を見下ろす

風もなく穏やかな山頂

様々な人が集まり
連休の百名山ならではの
華やいだ雰囲気だった

人生最高のミズガキだと
はしゃぐ若いカップル

記念写真のバックを
富士山か金峰山かで
もめる夫婦

ずっと仕事の話で
盛り上がる先輩と後輩

デジ一を持っていた自分は
誤解されて写真係だった

瑞牆山の山頂から富士山のアップ

普段着で登ってきたという
Aホテルの社長さんのような
ドレッシーなマダム

山頂の次は
こっちをバックに!

次はサングラスを外して
次は帽子を脱いで・・

傍からみたら
往年アイドルの写真撮影
みたいだったろう。。

話を聞けば
冬の八ヶ岳にも登る
岳人だというから面白い

見渡す限りの山々を
一通り教えてくれた

瑞牆山の山頂から大ヤスリ岩と北アルプス稜線

二年前に登った金峰山

瑞牆山の山頂から残雪の金峰山

この山も修験の山で
吉野の金峯寺が総本山
金峰山は全国にあるそう

・・・

こちらは八ヶ岳

瑞牆山の山頂から残雪の八ヶ岳

赤岳から硫黄岳への稜線

瑞牆山の山頂から八ヶ岳アップ_赤岳から硫黄岳

晩秋に凍える思いで登ったのに
カメラが不調で写真が残っていない。。

・・・

そして南アルプス

瑞牆山の山頂から南アルプス

右から甲斐駒
左奥の白いのが仙丈

瑞牆山の山頂から南アルプス_甲斐駒と仙丈のアップ

右から北岳と間ノ岳
そして左奥の塩見へと続く

瑞牆山の山頂から南アルプス_北岳と間ノ岳と塩見岳

久しぶりに
3000m級への憧れが
ムクムクと湧いてきたぞ

今年こそ!

瑞牆山の山頂から南アルプスと八ヶ岳

・・・

下りは瑞牆山荘コースで

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース

山頂から見えた大ヤスリ岩
これを登る人もいるそう。。

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_大ヤスリ岩

こちら側は雪はなく
森と岩をひたすら下る

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース

巨岩がゴロゴロして

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_巨岩を支える小さなつっかえ棒達

よく見ると無数の
小っちゃいつっかえ棒が
頑張ってます

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース

今春は桜づつみランで
体は順応できていたつもりが

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース

重い荷物を背負うには
まだ脚力が不足

なぜか
尾てい骨も痛かった。。

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_山頂を振り返る

富士見平小屋

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_富士見平小屋

窯焼きピザ
焙煎コーヒー
シカ肉ホットドッグ
・・・などなど

ここが目的地でも
よさそうなくらい

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_富士見平小屋

ここでメインルートを外れると
最後はまた独り

明るい尾根道を下っていく

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_落葉したカラマツの木立

白樺が日光を反射して
眩しいくらいだった

瑞牆山の登山道_瑞牆山荘コース_白樺の幹

どこかに滝があるのか
山に音が反響していた

落葉したカラマツの木立と抜けるような青空

みずがき自然公園に到着

みずがき自然公園の芝生広場

撤収をしていると
翌日に登るというオッチャンに
コースの情報を色々聞かれた

今朝まで
南アの三伏峠にいたそうで
塩見に登るつもりが

今年は雪が多くて
断念したとのこと

第一次登山ブームを知る
大ベテランだった

武田信玄が
金山を開発中に発見したと

教えてもらった
増冨温泉に漬かり

初日が無事に
終わったのでした

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  1. 2017/05/02(火) 19:17:45|
  2. 瑞牆山
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タイヘー

Author:タイヘー
健康のために山を始めました
近所の六甲山から全国の名山まで
マイペースでも一歩づつ山頂へ
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