写真で綴る登山と旅のあれこれ

桜づつみ回廊①(尼崎~三田)

歩いた日

2017年3月11日(土)

天気

晴れ
-1℃ (6:30@JR道場駅)

コースタイム

魚釣り公園(8:30)→宝塚(11:00)→生瀬(11:20)→武田尾(12:40)→道場(14:00)→新三田(15:20)

登山口までのアクセス

武庫川駅から魚釣り公園まで徒歩 約4km

持ち物+α

ヘッドランプ(武田尾廃線跡のトンネル内は照明なし)

周辺情報


瀬戸内海から日本海へ

兵庫県尼崎市
ここは武庫川の河口

兵庫県尼崎市_武庫川河口_河川敷

街を外れて海に近づくと
生活感のない道路だけが続いていた

兵庫県尼崎市_武庫川河口

魚釣り公園
ここが今回の旅の出発地点

兵庫県尼崎市_武庫川_魚釣り公園_駐車場

道はここで行き止まり
この先は海釣りの桟橋と

兵庫県尼崎市_武庫川_魚釣り公園_桟橋

その向こうは大阪湾だ

兵庫県尼崎市_武庫川_魚釣り公園_大阪湾

武庫川の河口を挟んで
正面は神戸の街と六甲山

兵庫県尼崎市_武庫川_魚釣り公園_神戸と六甲山

以前にも紹介しましたが
武庫(ムコ)と六甲(ムコ)は
元々同じ由来なんだとか

大化の改新の時代
武器・兵器を収めた庫があった説

はたまた

海を挟んだ大阪(大和)から
向う(ムコウ)に見えたから説

兵庫の中心地といえば
神戸=湊のイメージですが

奈良時代までは
この辺りが中心だったそうな

・・・

桜の開花予想も発表された3月の週末
明け方は氷点下近くまで冷え込んでましたが

兵庫県尼崎市_武庫川渡船乗り場

冬と春が混じったような柔らかな風
寒さは感じなかった

兵庫県尼崎市_武庫川渡船乗り場

ほんのり磯の香の汽水域
武庫川が長い旅路を終えて
瀬戸内海へ還っていく

兵庫県尼崎市_武庫川河口の水面

その武庫川を遡って
どこからやってくるのか見てみよう

そしてさらにその先
分水界を越えて日本海まで

・・・

カモメの鳴き声に混じって
船の発動機の音が近づいてきた

防波堤から釣り客を運んできた船だった

明け方から釣りに出ていたのか
完全防水防寒着の乗客が2組
大きなクーラーボックスを抱えて降りてきた

武庫川河口_渡船乗り場

それでは
そろそろ行きますか・・

桜づつみ回廊チャレンジ2017

横断幕もなく号砲もなく
ただ一人勝手に静かに

スタート!

武庫川_河口_堤防

・・・

今日の行程は武庫川に沿って
上流へ行けるとこまで

地元なので土地勘だけで
迷う心配もなく歩ける区間だ

武庫川_河口_堤防

ほぼ海抜ゼロから
遡上なので登りっぱなしですが
勾配は気が付かないくらい緩やか

武庫川河口_電柱に標高の表示_ここは海抜4.1m

すぐに河川敷に降りられる

武庫川の堤防からスロープで河川敷へ

ここから宝塚まで約20km
ずっと快走路が続く

武庫川の河川敷_平坦な土の道

武庫川河口は釣りの名所
ハゼなどがよく釣れるそうですが

武庫川の河川敷に並ぶ釣竿

明らかにもっと大きな魚が
ジャンプして水音をたてていた

武庫川の水面と対岸に並ぶ団地

魚釣り公園から約5km
阪神高速と兵庫医大の辺り

武庫川の河川敷と交差する阪神高速

阪神電鉄の武庫川駅

武庫川の河川敷と交差する阪神電鉄の武庫川駅

ちなみに2駅隣が甲子園
春の高校野球も次週開幕です

この駅少し変わっていて

阪神電鉄の武庫川駅の改札口

武庫川の真上に
ホームがあるのだ

阪神電鉄_武庫川駅_武庫川の上にあるホーム

駅の連絡橋を渡って
駅西口から東口へ

狭いのに地元の人は
慣れているのか

自転車も結構なスピードで
走っているので要注意・・

・・・

ここからは
武庫川の左岸デビュー

武庫川の河川敷_ジョギング

川を渡ったのはここだけで
あとは宝塚まで道なりです

武庫川の河川敷

堤防の上は車道になっていて
その傍に今回の旅のシンボルが在ります

武庫川の河川敷_ふるさと桜づつみ回廊の石碑

満開の桜に
つつまれる河川敷

堤(つつみ)と包(つつみ)
かけているのかな

武庫川の河川敷_ふるさと桜づつみ回廊の石碑

ちなみに今回の旅は
ランニングウェアとシューズの軽装で

昨年からのブランクと
冬眠明けで鈍った体を起こすため

一応は走るつもりです

武庫川の河川敷JR神戸線の高架橋

マラニック(マラソン+ピクニック)
とはよくいったもので

8~10分/kmくらいのペースで
タラタラ走っていたら

後ろから陸上部の中学生に
どんどん追い越されていく

武庫川の河川敷をランニングする中学生陸上部

ペースに着いていけず
一人取り残された男子生徒と
並走していて

自分も中学生の頃はマラソンが
大嫌いだったことを思い出した

とはいえ私のは走るといっても
いたるところで休憩するので
徒歩と殆ど変わりませんけどね。。

・・・

河川敷の大楠(クスノキ)
ちなみに楠は兵庫の県木です

武庫川河川敷_大クスノキ

10:00 近くの携帯が一斉に鳴り始めた
緊急地震速報のメロディと防災無線

一斉訓練だと聞いていなかったので
場所だけにかなり焦りました

3.11
6年が経ちました

武庫川河川敷_宝塚市役所の近く_真っ直ぐな舗装路

宝塚市役所
どこからともなく焼きそばの
匂いがして腹ペコになった

武庫川河川敷_宝塚市役所

ここで河川敷は終点

武庫川河川敷_終点_スロープで堤防に上がる

子供と散歩する家族
ランニング、サイクリング
サッカー、野球、テニス
ラグビー、フリスビー、ラクロス
犬の散歩
ハイキング
トランペット、チェロ、合唱
ジャグリングの練習
流木を拾う人
応援団
自転車の練習
ベンチで筋トレするオジサン

・・・

河川敷は日常や幸せの形が
実に様々なことに気づかせてくれる

日常が窮屈だと感じたときに
こんな場所を走りたくなりますね

72時間で取材してくれたらいいのに

武庫川河川敷
山の稜線を歩いているときのような
爽快感の味わえる場所でした

武庫川の河川敷を振り返る_水面に光が反射

六甲山地の東端
いつも縦走のゴールは猛烈な下りですが
今日はジワジワと登ってやってきた

武庫川堤防の住宅街から東六甲を見上げる

宝塚へ

宝塚_歌劇場と武庫川を渡る阪急電車

久しぶりに花の道に入ってみると
歌劇場の裏口には熱心なファンが
スターの出待ちで集まっていた

宝塚歌劇場_入口ゲート

阪急電鉄の宝塚線

もともと大阪と有馬温泉まで
つなぐ計画だったそうですが

時代は大不況で
線路は宝塚までで工事は中止に

そこで阪急創始者の
小林一三さんのアイデアで

宝塚を温泉レジャーランドにして
乗客を増やすべく

温泉客向けの
エンターテイメントとして
宝塚唱歌隊を結成した

宝塚歌劇場_銅像

もう一つのお楽しみ施設だった
宝塚ファミリーランドは2003年に閉園
入口のすぐ横はカバの水槽だったっけ

宝塚ファミリーランド跡地

子供時代を宝塚で過ごした手塚治虫は
歌劇ファンであり(リボンの騎士のモチーフに)
ファミリーランドの昆虫館にも通っていたそうな

宝塚_手塚治虫記念館

宝塚駅
今日は終着ではなく通過駅

阪急宝塚駅

毎年夏に開催されていた
百年以上続く宝塚花火大会

ここ数年で周辺には
高層マンションが急増して
交通事情も一変

安全と予算の事情で
今年も中止が決まったそう

武庫川_宝塚マンション

一駅となりのJR生瀬駅
駅前にミニコープあり
ここから三田まで山越えの準備だ

JR生瀬駅

国道176号に沿って
こんな道しかなく歩きにくいですが

国道176号_交通量が多い車道の脇に狭い歩道

山歩きの格好をした
ハイキング客がゾロゾロ
その行先は

武田尾廃線跡_入口

旧国鉄福知山線の
廃線跡のハイキングコース

廃線跡ハイキングコース_入口

これまで原則は通行禁止だったため
自己責任で歩く隠れスポットでしたが

2016年に整備されて
正式にハイキングコースになりました

廃線跡_枕木と桜の樹

武庫川の峡谷を通って
六甲山の北側へ抜けます

廃線跡_武庫川_渓谷

宝塚から一駅の別世界
コースから外れることはできませんが
線路わきにそれていくクライマーの姿も

廃線跡_武庫川_渓谷

新トンネルができて
ここが廃線になったのは1986年

線路は撤去されてますが
枕木や沿線の設備など
当時の面影が残されています

武田尾_廃線跡トンネル

照明のない真っ暗なトンネルもそのまま

武田尾廃線跡_レンガ造りのトンネル内部_鉄橋

以前は欄干に沿って歩いてましたが

武田尾廃線跡_鉄橋

整備されて鉄橋を
堂々と渡れるようになりました

武田尾廃線跡_鉄橋

最後に短いトンネルを抜けたら
武田尾側へ

武田尾廃線跡_ハイキングコース

桜の名所の親水公園は
遠足の団体客がお弁当を広げて
少し早い花見で大賑わいだった

ここはヤマザクラが多く
気温が低いので開花は遅め

武田尾廃線跡_ハイキングコース

武田尾駅

JR武田尾駅の高架

武庫川ダム計画で
一帯が水没の可能性があったので

駅舎が川から高く
トンネルの中に造られたそう

JR武田尾駅_トンネルに造られた駅

駅の北側の武田尾温泉
2014年の台風11号の水害の
復旧工事がまだ続いている

JR武田尾駅の北側の温泉街へ

この先通り抜けできませんの
標識にいつも惑わされますが

武庫川沿いに武田尾から道場へ_武庫川の流れ

途中まではJRの保線のための
作業道なのかよく整備されています

武庫川沿いに武田尾から道場へ_ヤブ道

ここからは本コース
はじめての山道

武庫川沿いに武田尾から道場へ_登山道

道が激しく崩落している箇所や

武庫川沿いに武田尾から道場へ_崩落した登山道

少し緊張する岩場の下りも

武庫川沿いに武田尾から道場へ_岩場の下り

峡谷の上流にはまだ
三田などの市街地も広がっているため

武庫川沿いに武田尾から道場へ_JR福知山線の上に建設中の新名神高速道

風光明媚な景観のわりに
水質はお世辞にもきれいとは言えず
プラスイオンが多そう

武庫川沿いに武田尾から道場へ_武庫川の流れ

山と高原地図には危マークがついた
渡河ポイントも大雨の後でなけば問題なしだ

武庫川沿いに武田尾から道場へ_渡渉ポイント

JR線の真上では新名神の工事中
この辺りには新SAができるそうな

JR福知山線と建設中の新名神高速道

開通すれば(H30予定)
渋滞の代名詞のような宝塚を経由せずに
京都方面へ出られるようになるので
信州へのアクセスも便利になるかな

建設中の新名神高速道_宝塚SA

道場駅
小さな無人駅ですが
周辺の山や岩場を巡るときの拠点
休日はハイカーで賑わいます

JR道場駅_無人駅

千苅貯水池の桜まつりも楽しみ

・・・

再び武庫川
穏やかな流れに戻った

JR道場駅前の武庫川

武田尾の峡谷を越えて
六甲山地の北側は

気候が変わったように
北風が冷たく朝より寒く感じた

JR道場駅_武庫川堤防の桜並木

開花予想は
3月28日

目標は桜前線と一緒に
日本海側の城崎にゴールすること

桜のつぼみ

道場駅~広野駅
武庫川に沿ったこの区間は関西でも
最大規模の桜づつみだと思います

兵庫県三田市_武庫川堤防の桜並木

三田市街へ

兵庫県三田市_神戸電鉄の踏切

後で調べたら
海からここまで約40km

40kmも走った(歩いた)感慨より
40kmしかないことに驚いた

兵庫県三田市街

14:46
三田駅前の橋の上を走っていた

兵庫県三田市街

あの日を境に動揺した軌道が
元の軌道からどんどん離れていくような

直接に被災した身ではありませんが
もしあの出来事が起きていなかったら

冬のような寒空

今この瞬間は
全く別のことをしていたのではないか
そんなことを考えるようになった

兵庫県三田市_桜づつみ回廊

・・・

これぞ桜づつみ回廊
な風景が延々と続く

兵庫県三田市_桜づつみ回廊

この場所の桜は
本当に素敵なんですが

各地の満開時の写真は
後日追加予定です

兵庫県三田市_桜づつみ回廊

そして
最初に見つけたこの場所へ

兵庫県三田市_武庫川堤防

ここへ繋がっていた
というわけでした

桜づつみ回廊の石碑

今日はあの六甲山の向うの
海から走ってきたのだ

兵庫県新三田_武庫川の橋の上から六甲山を眺める

そして桜づつみ回廊は
まだまだ続きますが

JR新三田駅_桜づつみ回廊

JR新三田駅
今日はここまで

JR新三田駅

桜づつみ回廊ラン
日本海を目指すチャレンジが始まったのです

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  1. 2017/03/11(土) 22:41:27|
  2. 小旅
  3. | コメント:0
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タイヘー

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近所の六甲山から全国の名山まで
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