写真で綴る登山と旅のあれこれ

【兵庫】三室山(残雪期)

登った日

2016年2月11日

天気

快晴

標高

三室山 1358m

コースタイム

三室高原入口(8:50) → 登山口標識(9:50) →谷川コース→ 三室山(12:50/14:00) →植林コース→ 登山口標識(15:00) → 三室高原入口(15:30)

登山口までのアクセス(車)

中国道山崎ICから県53と県72で三室高原入口まで約70分
一般道(2車線幅)※三室山登山口まで上がる場合はやや狭い林道(1~1.5車線幅)

駐車場

三室山登山口積雪期は林道の通行不可
三室高原登山口20台程度仮設トイレ有
竹呂山登山口5台程度

持ち物+α

時間的な余裕

周辺情報


兵庫県で2番目に高い場所

気分は既に春待ちモード?
穏やかな山歩きが続きましたが

今シーズンはまだ
冬らしい山歩きを一度もしてない

2月の飛び石連休
久しぶりに雪山ハイクもいいけど

天気予報は
初日だけ快晴で後半は春の嵐

人気の山はどこも混雑するだろうから

冬山の情報をあまり聞いたことのない
宍粟(しそう)の三室山へ

昨年秋に林道工事中で登れなかった
リベンジも兼ねて行ってみました

・・・

8:50
三室高原入口

三室高原の入口_駐車場

少し手前の竹呂登山口の辺りから雪道でした

出発時点の気温は-2℃
暑くなりそうなので冬ウェアは置いていこう

三室高原の散策道から出発

雪の積もった三室高原

久しぶりに雪の香りを吸い込むと
やっぱりいつもと違うピリッとした緊張感

雪の登山道

歩き始めは耳の奥が冷た痛くなって
グローブをした掌で温めながら

雪をかぶった杉の森

音もなく流れ落ちて
煌めく雪しぶき

杉から落ちる雪煙

はぁ・・・ステキ

朝日に輝く雪煙

予想以上の積雪にトレースが
完全に消えていて焦りましたが

雪の積もった登山道_トレースなし

駐車場で一緒になった
オッチャンと抜きつ抜かれつ
2人きりでルートを探し探し歩くことに

ラッセルというほどではないですが
バフバフ歩くのでかなりのスローペース

雪の上を歩く先行者

序盤の幅の広い林道は道なりに
この辺りはツボアシでも問題なし

雪の積もった林道に続く自分の足跡

この天気だと雪解けもかなり進みそう

雪の上に落ちる木漏れ日

少し日陰に目を向けると寒波の名残り

氷った滝とツララ

六甲の紅葉谷が不通になってから氷瀑みてないな

登山道の傍のツララ

スキーができそうなスロープの登り
イノシシの足跡がリードのように続いてた

雪の林道が続く

林道の終着点へ

雪の林道_杉林の上に山頂が見える

1時間かかって
ようやく登山口の標識

登山口

山頂まで70分
午前中に戻って来られるかな
なんて思ってたんだこのときは

山頂まで70分の標識

でもよく見たら
”?”なのだ。。どおりで

よくみると山頂まで70分?

静かな針葉樹の森のルート
足元の感触ははっきりしているので歩きやすかった

樹林帯の登山道

サラサラと流れ落ちる光のカーテン
胸がスーとするような清涼感

杉林の中を流れる雪煙

千種(ちくさ)川の源流に続く沢に沿って登っていくと

千種川の源流の沢

倒木などで道が塞がれて先に進めなくなった
登山道の気配も完全に消えていたのでここから尾根へ

雪の尾根を強引に登る

トレースを作ってくれたオッチャンは
スマホのGPSで現在地と方角を調べながら
こういうことには慣れているということだった

リードは豊富にありますが
バリエーションルートや林業用など
あまり当てにし過ぎないほうがいいかも

枝に付けられたピンク色のリード

無事に登山道を
探り当てたときはホッとした

雪に埋まった登山標識

この先も何故この道なのかといえば
登山道の臭いがするというか。。

雪に埋まった登山道

こういう山で大切なことは
落ち着いて勘を研ぎ澄ますこと

標識プレート_ゆっくり登ろう三室山

焦って急斜面を直登すると自滅するのだ、、

雪がのったコケ

この辺りで今冬初アイゼンを装着

アイゼンを装着した登山靴

ストック替わりにピッケルも投入

雪に立てたピッケル

粘着力の強い雪?
アイゼンがすぐ団子になるし
ズボンも雪まみれになりながら

ピッケルにくっついた雪

巨大な岩塊がゴロゴロし始めたら
稜線までもう少し

ゴロゴロした岩

スギの森を抜けると
ブナの明るい稜線だった

ブナの森

小さなトレースに導かれるまま

雪の上に小さな足跡

リス? いやカエル??
答えはこちら
後ろ足が前に出るんですね

雪の上にウサギの足跡

稜線にでると日差しタップリ
広葉樹の林にはコケもタップリ

雪融けのコケ

唯一の難所はこの鎖場

難所の岩場_雪が深く登れず

アイゼンの爪を岩にかけられず
横着してピッケルとカメラを片手では
体を引き上げることもできず

格闘の末に登れず断念。。

下に巻道がありますが
これまた厳しい

岩場の巻道

なんとか難所を切り抜けると
次第に雪が深くなり

笹原の上は雪が深い

深いところで膝の当たりまでスボッ

雪の上を踏み抜く

ラッセル状態で先に進むのに
難儀していたら

尾根を直登してきた
スノーシューのオッチャン

ラッセルして進む

すかさずここでもトレース泥棒して
だいぶ楽をさせてもらいました。。

雪から伸びる笹

尾根に上がると笹薮になるので
踏み抜きやすいのか

雪の上に笹の影

この陽気で樹氷も落ちてしまったかな

山頂のブナ林_霧氷は落ちていた

ブナの林を抜けて視界が開けると・・

雪の上に生えるブナの樹

三室山 1358m
兵庫県で2番目に高い場所から
正面に見えるのは1番の氷ノ山(1510m)

三室山山頂_正面に氷ノ山が見える

・・・

飛行機雲もみるみる溶ける青空

青空に飛行機雲

ベンチのように延びた
小さな雪庇に腰かけて

ポカリスウェットとネクターを雪で冷やす

この日に登った3人だけで
贅沢な時間を楽しみました

山頂からの展望_麓を見下ろす

スノーシューのオッチャンは宍粟の山の
ボランティアガイドもされてるそうで
周辺の山のこと色々と教えてもらった

宍粟50名山マップ

南に見えるのは後山
雪の駒の尾への稜線は それは絶景だそうな
やっぱり秋に登ったときに思ったんだ

後山

西には
東山(とうせん)や沖ノ山(おきのせん)
中央に白く見えるのは大通峠への下り

大通峠への下り

那岐山も
今日も鉄人さんは裸で登ってるのかな

那岐山

北西方向
遠く大山まで見渡せました

大山

東の空は特に抜けていて
暁晴山や段ヶ峰さらに白山まで見えることもあるそうな

暁晴山と段ヶ峰

駐車場から一緒だったオッチャンは
奈良からの遠征だそうで
三室山は夏に続けて2度目

冬は稜線の樹木が落葉して
雪が稜線を白く縁取るので

峰々が立体的で
印象が違うと話されていた

雪の峰_立体的に見える

・・・

一人また一人と下山して
私が最後に下山開始

麓の眺め

加藤文太郎も気に入っていたという
生台(ショウダイ)(左)と竹呂山への稜線

生台と竹呂山への稜線

ヤブ越しに見える大通峠への下り
あそこからなら三室山の全景も見えたのかな
今日は思ったより時間がかかったので断念

大通峠

この日はたった3人だけの山
自分が最後になったので

下りは下りで
後ろには誰もいないという緊張感。。

下りの登山道

音楽にジャンルがあるように
山にもアップダウンや景観の展開には
リズムのようなものがあって

色々な山に登っているうちに
好みのジャンルが分かってきます

先週の雄岡・雌岡山
演歌のような山で好みでしたが

杉林の道を下る

この山は・・・
かなりプログレッシヴというか。。

たぶん昔には分からなかった
ジャンルの山だ

雪をのっけたコケ

なんとか無事に下山
全身のバネを使い切ったような感じ
明日は筋肉痛だな

三室高原に下山

冒険も味わったり少し背伸びしたけど
いつもより遠くの景色が見えた山
三室山でした

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テーマ:登山・ハイキング - ジャンル:旅行

  1. 2016/02/11(木) 21:48:15|
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